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スズランの形に、ようやく出会えた日
ライラック、花の形に残したくて
秋の風を形にしたくて、リンドウを作った話
桔梗を見て、手を動かした日
ポインセチアを見て、赤い葉っぱのことを考えた冬
アヤメと気づいた日から、形が見えはじめた
水仙を待ちながら、形を考えていた冬
彼岸花の線を、木の中に残したくて
ひまわりを作るというより、太陽のことを考えていた夏
カーネーションを、ありがとうだけで終わらせたくなかった
すみれを見ると、新しい春のことを思い出す
福寿草を見ると、まだ見えていない一年のことを思う
シクラメンの白さを、焦がさず木に残したかった
シャコバサボテンって、こんなにきれいだったんだと思った
コスモスを見ると、秋の空気まで思い出す
菊のことを、きれいだと思えるようになった9月
日々草は、毎日の景色を少しやさしくしてくれる
朝顔は、花より先にタネのことを思いたくなる
紫陽花は、表だけでは終わらない花だった
ジャスミンの香りを嗅ぐと、祭りの準備をしたくなる
ボケの花を、今年はちゃんと好きになれた気がした
桃の花を、手まりのように木へ結びなおす
デイジーを、数年越しでちゃんと描きなおしたかった
沈丁花は、春をいちばん先に香りで知らせてくれる
梅は、春をいちばん先に教えてくれる花だった
桜は、木型キーホルダーのはじまりの花でした