Article: 桜は、木型キーホルダーのはじまりの花でした
桜は、木型キーホルダーのはじまりの花でした
桜の木型キーホルダーは、今振り返ると、いちばん最初にできた形でした。
春の花として選んだ、というより、気づいたら桜になっていた、という方が近いかもしれません。

本物の木型を見ながら、形の入口を探していた
最初は、ノベルティとしてミニチュアの木型を作れないか、ぼんやり考えていました。
その頃、和菓子屋さんから本物の桜の木型をお借りしていて、3Dのデータにできないか研究していました。
そこから、気づけば2Dのレーザー加工用データへと変わっていって、最初の木型キーホルダーが生まれました。

桜は、はじまりの花になった
できあがったとき、ただ素直に「あっ、可愛いな」と思いました。
そして、みんなに手に取ってもらいたいと思ったことを覚えています。

同じ桜でも、木が違うと見え方が変わる
木型キーホルダーは、モチーフだけでなく、木そのものの表情にも支えられています。
同じ桜でも、木目や色が違うだけで、少しずつ違う春の気配になります。

配りたかったのは、形だけじゃなかった
制作したのは12月23日の夜でした。
サンタさんがプレゼントを準備するみたいに、自分も木型を配る“和製サンタ”になりたいと思っていました。
だからこの桜は、春の花であると同時に、人に渡したい気持ちから始まった花でもあります。
花は、好きであり、ライバルでもある
花の形や色には、ものづくりをする人間として憧れがあります。
桜もまた、ただ親しみやすい花ではなく、向き合うたびに新しく美しさを見せてくる存在でした。

