Skip to content

Cart

Your cart is empty

Article: デイジーを、数年越しでちゃんと描きなおしたかった

デイジーを、数年越しでちゃんと描きなおしたかった

デイジーのことを、ずっと少し気にしていました。

一度形にした花なのに、ちゃんと向き合えた感じがしなかったからです。

最初のデイジーは、急いで作った花だった

2年前の3月、世の中の空気が大きく揺れたとき、何か無性に手を動かしたくなって、デイジーの木型キーホルダーを作りました。

花言葉は「平和」「希望」。でもそのときは、花そのものへの愛情をじっくり掘り下げるというより、気持ちの置き場として、とにかく形にしたかったのだと思います。

心残りのままだったデザイン

そのときのデザインは、あとから思うと、とても短い時間で決めたものでした。

だからこそ、どこかにずっと「デイジーのことを、ちゃんと考えてあげたかったな」という気持ちが残っていました。

数年後、青と黄色の花にもう一度出会う

大きな花屋さんで探していた花は見つからなかったけれど、その代わりに、あの頃頭の中にあった青と黄色の花を思い出しました。

ブルーデイジーです。

今回は、前と同じシルエットを土台にしながらも、花への思い方も、線の扱い方も、前より少し育った自分で描きなおしてみました。

変わらない願いと、変えられた手つき

世の中がすぐに良くなるわけではないし、花ひとつで何かが大きく変わるわけでもありません。

それでも、数年越しで同じ花をもう一度考えることには意味がある気がしました。

デイジーに込めた「平和」や「希望」はそのままに、今の自分の手で、もう少しちゃんとした形にして返したかったのです。