桃の花を、手まりのように木へ結びなおす
桃の花には、やわらかくて、あたたかくて、春がほどけていくような感じがあります。
でも今回形にしたかったのは、そのやさしさだけではありませんでした。
ふわっと咲く花を、きちんと結びなおす
桃の花はやさしい印象の花だけれど、木型にしようとすると、どこか整った芯のようなものも見えてきます。
そこで今回は、花の姿をそのまま写すのではなく、手まりのように円の中へおさめる形を考えました。

春の花に、少し和の空気を重ねる
桃は可憐で明るい花ですが、文様として見ていくと、どこか静かな美しさもあります。
丸いかたちの中に花を整えていくと、やわらかいだけではない、少し端正な春の景色になりました。

桃色の記憶を、手のひらに残す
春の花は、咲いている時間がきれいなぶん、過ぎていくのも早いです。
だからこそ、その一瞬のやわらかさを、少し整えて、少し長く持っていられる形にしたいと思いました。

やさしいだけではない春
桃の花のやわらかさの奥には、ちゃんと形を持った強さがある。
そんなことを考えながら作った、春の木型キーホルダーです。

